毎日がエドガー・ケイシー日和 ケイシーグッズ専門店テンプルビューティフル店長が世界を飛び回りながら、今を健康的に生きるヒントをお伝えします。

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「天から見れば」
入江富美子監督の第3作目「天から見れば」の初上映会のために大阪に来ました。

ふ~ちゃん、すごーい!
ふ~ちゃんの第3作目ということで、多くの方が期待し注目するなか、そのプレッシャーをバネにして、心を打つ、素晴らしい映画をつくってくれました。

この映画、日本画家の南正文さんを主人公にしたものなんですが、この南さんと映画がどのようなものかは、沖縄の新聞に掲載された作家、なかにし礼さんの応援メッセージが素晴らしいので、それをそのままコピーさせていただくと・・・。

 ここに『無手の法悦(むてのしあわせ)』(春秋社)という本がある。著者は大石順教(1888~1968)。

両手を失ってのち出家して、健常者には思いもよらぬ高い境地にまで達した優れた尼僧である。寿司屋を営む家の長女、名は二葉よね、二人の兄がいる。八歳の時、踊りの才能を見込まれて大阪堀江にある芸者置屋の養女になった。

養父の中川万次郎という人は芸事への思いが深く、踊りの覚えのいいよねを目に入れても痛くないほどに可愛がった。それに応えるようにして、よねは十三歳で名取となり、妻吉という名で座敷に出るようになった。

十七歳になった年の六月、激しく雨の降る夜のこと、養父の万次郎が狂乱する。
妻が若い男と出奔したことで正気を失った万次郎は歌舞伎『伊勢音頭恋寝刃・油屋十人斬』を観た夜、それを真似るようにして日本刀を振り回し、家のもの六人に斬りつけ、五人を殺し、妻吉の両腕を斬り落としたのだった。

無手となった妻吉はその後、多大な苦難に遭遇することになるのだが~詳しくは本を読んで頂きたい~ある日、ひな鳥にえさを与えるカナリヤの姿を見て悟る。

 そうだ、口に筆をくわえて字を書き、絵を描くことを始めよう。 妻吉は出家し、大石順教尼となったが、彼女は口にくわえた筆によって、人生を切り開き、光明に出会い、法悦の境地にまで達したのである。

 南正文(1951~)という日本画家がいる。この人も両腕がない。口に絵筆をくわえて絵を描く。その作品は数々の賞をとり、海外でも高く評価されている。

 南さんは、小学三年の時、木工所である家の仕事を手伝っているうち、誤って機械のベルトに巻き込まれ両腕を失った。自殺したくても、ナイフを持つ手がないという絶望。そんな南さんが人の縁で紹介されたのが大石順教尼だった。

 順教尼は言った。「誰にも付き添われることなく、電車やバスを乗り継いで、一人で週に一度通っていらっしゃい」 それが弟子になる条件だった。南さんは大阪堺市から京都山科の勧修寺まで、道行く人に声をかけて切符を買ってもらいながら、三時間かけて通いはじめた。

「筆を口にくわえて絵を描きなさい」  絵を描くことを得意としない南さんであったが、言われたとおり、口に筆をくわえて絵を描き、そして目覚めていった。

 南さんが弟子になって二年後、順教尼さんは亡くなった。以来四十三年が経ち、南さんは立派な日本画家として活躍しているが、大石順教尼の魂の教えは南正文の画業のなかに脈々と息づいている。まさに復活といっていい。

 大石順教尼と南正文、なんという魂の交流であろうと、私はもう呆然としてしまうのだが、この二人の師弟関係と南正文さんの作家生活を描いたドキュメンタリー映画『天から見れば』(入江富美子監督)が完成した。

四月二十一日、順教尼さんに縁の深い山科の勧修寺で特別試写会があり、観てきた。

 腕のない南正文さんがどんな努力をして日常生活を生きているか、そして心に浮かぶ想念をどのようにしてキャンバスの上に描いていくか。 足で絵の具をあつかい、口で筆をくわえてだ。完成した絵の美しさ。まさに比類ない美しさだ。

 一人でも多くの人に観てもらいたい映画だ。



これから日本全国で自主上映会が始まります。東京では7月2日。是非見に行ってください。お近くで上映がない場合には、自分で上映会を開催してしまえば見ることができます。お友達やお知り合い、30名ほどを集客できれば上映会が開催可能みたいです。

ふ~ちゃん、ますます美人さんになってるし、ふ~ちゃんのお話もとっても面白いので、講演会つきの上映会だとさらに盛り上がると思います。。。。

今日のこと、もっと書きたいけど、先週配信予定だったメルマガを書き上げなくては・・・。

1つだけ、忘れる前に書くと・・・
映画「1/4の奇跡」に出てくる鎌形赤血球を研究されて新薬を開発された新原豊先生も上映会と懇親会に来ていらっしゃいました。私は世界的な教授って聞いていたから、ご高齢のいかにも偉そうなドクターかと思っていたら、これがお若く、それはそれはステキな先生。一目でファンになってしまいました。

山元加津子さんのブログに行ったら、新原先生の写真が・・・。
この笑顔、永久保存版にステキだわ。
by hiroshimapop | 2011-06-12 23:58 | セミナー・舞台情報 | Comments(0)