「生くる」執行草舟著

座禅断食の帰りの新幹線のなかで、名古屋の磯部さんから二宮尊徳翁の話を聞いていました。

私は、勉強不足で、あの薪を背中に背負って歩いている銅像のイメージしか知らなかったのですが、いまのこの時代だからこそ目指したい理想の日本人の一人かもしれません・・・。

磯部さんに教えてもらった二宮尊徳翁の教え
至誠  相手を信じ受け入れる
実行  至誠をベースに行う。工夫をし続ける
↓ この実行をもとに行う3つが
勤労  信頼されれば、それを返そうとするはずである
分度  実行して得られた利益は、自分だけのものではない
推譲  自分の取り分以外の利は、返しましょう

我のみが豊かになるのではなく、それを与えて下さった目に見えるもの、見えないものすべてに感謝して、自分に必要なものを得たら、それ以上は還元していく。例えば、海で魚を獲っている漁師さんは、魚を売った利益の一部は関係者と分け、さらに海のためにも使う、ということだそうです。


そんな今日、注文していた「生くる」の本が届きました。帯にこう書かれてあります。

「還れ、日本人の心に。物質文明に惑わされ、生きにくい時代に切ない涙を流す現代人へ。生の完全燃焼を激烈に問う」

そう、いまは生の完全燃焼を激烈に問われる時代なのです!


これは土井英司さんのメルマガで知った本なのですが、パラパラとめくっただけでも、かなりしびれるフレーズが満載です。

目次も魂にガツン!とこたえる力強い言葉が並んでいます。

・理解しようとするな、わからぬままに突き進むのだ
・礼は科学である。目に見えぬものと対峙する東洋の叡智なのだ
・死を想え、貫くものを見なければならない
・人として生きることを捨てる。そこに誠はある
・食えなければ、食わねばよろしい
・与えられていることに気づかず生きれば、人は貪(むさぼ)る
・自信を持てば、破滅が始まる
・誠意とは、善意ではない。汚れ果てても築きあげるものだ
・壁を見れば自分がわかる
・美学とは、輝く価値を引き出す決意である
・身軽足軽、人を創らず。荷と絆は背負い続けよ
・必然はただに佇む。語ることなく静かに悲しんでいる
・高貴とは、洗練された野蛮性である
・日本人の真心が世間を創った
・便利さは、不便さだけを産み落として終わる
・志とは、そのゆえに死することである
・詩の心が人生に飛躍をもたらす
・すべてを捨てなければならない。万能だった自分をひとつに限定するのだ
・幸福ではない、仕合わせになるのだ。心があれば、死すら仕合わせとなる


カッコイイ!私はこの目次にしびれ、本文の1行1行にしびれています。

帯に紹介されている本文だけでも、しびれます。

「余計なものを捨てても捨てたことにはならない。前に進むためには、大切なものを捨てなければならないのだ」
「死がなければ人生の意味は何もない。自由自在に動き回って、愉しむことができるのは、還るべき永遠の家としての死があるからなのだ」

著者の執行草舟さんについては、どういう方なのか実は全く知りません。後書きに、著者の祖父は建築家フランク・ロイド・ライトの親友で天皇の美術顧問を務めたとあり、本人は生命論研究者とのこと。
アマゾンではこの本とあと1冊があるだけです。

日々届く本に、読書の優先順位はその都度、変わっていきますが、これはいま私の読みたい筆頭格。

おすすめ。「生くる
「生くる」執行草舟著_c0125114_2063585.jpg

by hiroshimapop | 2011-04-12 20:06 | おススメBOOKS | Comments(0)

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