断捨離セミナー開催中
2010年 11月 27日
この断捨離セミナー、テンプルで開催してはどうかとオススメしてくださったのは、脚本家で映画監督の佐藤嗣麻子さん。わたしは断捨離を読んで「あ~面白い本だった」で終わっていたのに、佐藤さんは読後すぐに鳥取県に飛び、やましたひでこさんのセミナーを受講。さらに石川県の断捨離ハウスまで見学に行くというフットワークの軽さ。そして実際に見た断捨離後の家の有り様に感動。ぜひ、テンプルでセミナーを開催されるといいですよ、とメールを下さったのです。
それがまだ春浅い頃のこと。すぐに講師のやましたひでこさんにオファーをしたのに、スケジュールが入ったのが晩秋の今ですから、いかに今、断捨離が持つ哲学が日本に必要とされ、またやましたさんがお忙しいか分かるというものです。
残念ながら、いま佐藤さんは、脚本を書いた映画「ゴースト」がいま上映中。さらにもうすぐ「宇宙戦艦ヤマト」が公開開始となるお忙しい時期でご参加いただけませんでしたが、この時期、2本立て続けに映画が公開になるというご活躍ぶりも、断捨離効果でしょうかね?
さて、今日、横浜のセンター南、というちょっと不便なロケーションにも関わらずご参加下さった方々は全員女性。広島、奈良、静岡と、ご遠方からのご参加も。受講料のほかに新幹線とホテル代を使って参加する断捨離セミナー。受講の皆さんの期待度と熱意は、最初から高かったです~。
断捨離は、単に「モノを捨てる」「モノを片づける」ことだと思いがちですが、それはどうやら、単なる入り口、導入部分。家に溢れるモノを取捨選択、整理していくなかで、他人やモノに与えていた自分の人生の選択権を、自分に取り戻していく作業、といえるかもしれません。
またモノを整理していく過程で、自分が24時間という限られた時間を何に使うか、何に使わないかも見えてくるように思います。
自分が好きで、自分を心地よくするモノだけを身の回りにおく。
キチンと整理してあっても、引き出しや収納スペースに入れっぱなしで、その存在すら忘れてしまっていたら、そのモノたちは持ち主に振り向いてもらえない孤独感を感じている・・・。
やましたさんが「家の中にモノが溢れた結果、モノをグリーン車に乗せ、自分は自由席に立っているよう・・・・」とおっしゃっていましたが、確かにバカ高い家賃を払って暮らす都会の賃貸生活。自分が快適に暮らすスペースに払う家賃よりも、モノを置くスペースに払う家賃のほうが高いかも。
私はそれでも、自分が「捨てる」と決断すればモノを捨てられる立場にありますが、モノを捨てたくない家族、両親、パートナーと暮らしている人は、それが冷凍庫に溢れている保冷剤や、溜まりに溜まったタッパーですら、捨てられないとか。自己紹介で「モノに固執して絶対にモノを捨てない家族」との確執を話して下さった方がいましたが、モノのない時代に育った両親を持つ人は、特に苦労されているようです。。。。
明日はいよいよセミナー後半に突入です。
やましたひでこさんの最新刊「断捨離で日々是ごきげんに生きる知恵」
セミナースタートです。
やましたさんは部屋を縦横無尽に歩かれます
今日はテレビの取材が入りました
セミナー後、やましたさんとスタッフでお疲れさまの夕食会