マウナケア山
2010年 11月 21日
火曜日、ホノルルからカロコヒーリングセンターに到着したとき、まだ菅原真樹さんは1ヶ月半もの長旅から戻られておらず、食料品の買い出しを済ませつつ帰ってこられたのが3時頃。
「初めまして」のご挨拶とお喋りしている間にすっかり外は夕焼け空。日も暮れかけた頃に「お疲れでしょうから、少しお休みになっては?」とすすめたところ「疲れたときは寝るより海に入る。海に入るとバランスが戻る」と。さらに「明日、マウナケア山に行くなら、入江さんたちも海で禊ぎしたほうがいいよ」ということで、大慌てで水着に着替え、菅原さんとハワイ島の海に・・・。
ちょうど海の水が池のように溜まっているところで、まるで温泉のように4人で浸かり、交代で海中マッサージ。海に浸かりながら手足をこするといいんだって。長旅でお疲れ気味だった菅原さんの厳しい顔が、海に入ったとたん、やさしくゆるむ。。。
海から戻ったら、菅原さんが五右衛門風呂を焚いて下さり、交代でお風呂。その後に夕食だったので食べ終わったのは夜10時すぎ・・・。
ハワイの海で祈るふ~ちゃん
菅原さんにマッサージしていただいたお返しに、菅原さんにも塩もみマッサージ。小林正樹さんが一緒に来られていたら、小林さんに、太ももマッサージしてあげられたのにね。
カロコのお風呂は五右衛門風呂。シャワーがないのでお風呂のお湯を大切に使う。子どもの頃住んでいた家は五右衛門風呂。薪をくべる匂いも私には懐かしい原風景。
翌朝、洋服に着替え、朝食を作って待っているのに、なかなか菅原さんが部屋から出てこない。用事でどこかに行ったのかまだ寝ているのかと待っていると、白装束の菅原さんが・・・。マウナケアに行くので祈りと冷水で禊ぎをしてきたとのこと。「寝坊かな?」と思ってしまってすみません・・・。
お昼の準備と、祈りの儀式に必要なものをそろえていざ出発。私たちは重ね着した上にダウンジャケット。さらにホカロンを体中に貼り付け寒さ対策しているのに、菅原さんは白装束の下は素肌。肉体の鍛え方が違いますね。
途中、2カ所のヘイアウの寄り、感謝の祈りを捧げる・・・。マウナケアはハワイ島に長く住んでいる菅原さんにとっても特別な場所。私も含め、多くの日本人が観光気分でマウナケアに行ってしまってますが、本当だったら、伊勢神宮で正式参拝をするような心構えで上がらせていただくところなのかもしれません・・・。
マウナケア山頂は雲のうえ
山頂には13の天体観測所が
マウナケアの頂上を歩く。ここまで来るとあれほどたくさんいた日本人観光客も、誰もいない・・・
マウナケア山のヘイアウ(祈りの場) ここでも菅原さんが祈りの儀式を捧げて下さる
マウナケアから眺めた夕陽
今回、単なる観光ではなく、こんな形でハワイに来ることができて、本当にラッキーでした。ハワイ好きの小林さん曰く、ハワイはもっと奥が深いのよ~ってことで、羽田からも飛行機が出るようになったし、これからはもっと頻繁にハワイに行きたいな。