初・ファッションショー(東京コレクション)
2010年 10月 22日
お誘い下さったのは、名古屋の佐久間さん。
まだ日本人女性が海外で仕事をする、ということがレアな時代にビバリーヒルズでキャリアを積み、その経験を活かして日本でアパレル関係を立ち上げ成功。今はその会社も売却し、悠々自適の毎日という方。
私とは全く違った世界で生きてきた女性ですが、4月のメジュゴリエ・アッシジツアーですっかり気が合い、帰国後も引き続き仲良くさせていただいています。
生まれてはじめてのファッションショー。何を着ていけばいいのか??と悩みましたが、佐久間さんの「デザイナーにつきそっているアシスタントはみんな地味よ」という言葉に一安心。アルマーニのスーツでピシっとキメた佐久間さんの隣りに、通販のセール品に身を包んだ偽アシスタントの私、というコンビ。
まぁ、こればっかりはしゃーない。
事前に、ショーの最前列は芸能人やセレブの方々が座り、その後ろが私たちの座席なので、ショーの前に女優さんたちやタレントさんたちを眺めるのが楽しいわよ、なんて聞いてましたが、たしかに、確かに。
テレビでお見かけする方がズラリと前にお座りになりました。
一緒にお誘いしたフリーライターの真理子さんは、以前、パリコレに取材に行ったことのある人。その時には、前列の座席に「ジェーン・バーキン」と書いてあったそう。残念ながら、バーキンさんは来なかったそうですが、こういうコレクションの発表の場は、セレブリティの社交の場になっているんですね。
佐久間さん、ビバリーヒルズ時代にはアメリカのセレブと親交があり、日本に戻ってからも、春と秋には必ずコレクションのハシゴをしているのに、意外とミーハー。
「ナオコさん、ほらほら、彼女はサスペンスドラマに出てくる女優さんよ」「あそこにもサスペンスドラマの女優さん」と教えて下さる。名前が出てこない人は、みんな「サスペンスドラマの女優さん」
私自身は、以前パリコレのモデルをされていた秀香さんをお見かけできたがウレピイ。相変わらずの美しさにうっとりでした。
帰りの道すがら真理子さんと、「美しい女性」を見ると私たちも元気をもらうね~。やっぱ女性はいくつになっても美しくなる努力をしないとね~、なんて話していました。
普段は、横浜のビルの地下でひたすらパソコンに向かう日々のわたくし。
たまにはこうやって、華やかな世界に生きる「第一線の女性たち」をみて刺激を受けたり、同じ女性として自分に喝!を入れるのもありですね~。