毎日がエドガー・ケイシー日和 ケイシーグッズ専門店テンプルビューティフル店長が世界を飛び回りながら、今を健康的に生きるヒントをお伝えします。

毎日がエドガー・ケイシー日和

ブログでつづった口てい疫
テレビも新聞も見ない生活をここ数年続けていたので、ときどき日本にいながら浦島太郎状態になってしまう。

朝日新聞が繰り広げたホメオパシーバッシングも友人やスタッフ経由で教えてもらったので、新聞や雑誌の報道内容はごく一部しか知らないし、いま盛んに報道されている中国との問題も、これまた人に教えてもらったほどだ。

この春、結局は29万頭の牛が殺処分されることになった宮崎県の口蹄疫も、日々、増えていくウイルス感染した牛の数と殺されていった牛たちの数をインターネットニュースで追っていただけ。映像そのものを見ることはなかった。動物たちがただ殺されていくその姿を想像するだけで、胸が苦しくなってたまらない気持ちになるので、あえて見ようとしなかった、ということもある。


その宮崎県の畜産農家で、その口蹄疫の現場のまっただ中で暮らし、飼育していた66頭全部、しかも健康な牛を殺処分することになった川越さんご夫妻のことを紹介したNHKの20分間のドキュメンタリーを夕べみた。


先週参加したアニマルコミュニケーターさんの講演会で、殺されていく牛や豚たちは、自分たちがいずれ食肉となるために殺されることをどう思っているかという参加者の質問に、こう答えていらっしゃった。
「いずれ殺されてしまうことを牛や豚たちは受け入れている。しかし殺されるその時までは幸せに暮らさせてほしい、よい環境でのびのびと生きたい、と彼らは望んでいる」と。

そういった意味で、川越さんご夫妻のもとで暮らしていた牛たちはとっても満ち足りて幸せそうに見えた。ご夫妻も「牛さん」をそれはそれは大切にされていたし、愛情をかけている様子が映像からもしっかり伝わってきた。

口蹄疫ウイルスがどれほど怖いウイルスなのか、罹っていない牛すら殺すしかないほど強力なウイルスなのか、殺処分が最善で唯一の方法なのか私は分からない。

健康そのものの牛たちの命を、誰かに繋がせることもできず、ただ殺すことに同意せざるを得なかった方々の思いは、もう都会でのほほんと生きている私には想像することさえできない。

殺す側にいることになった獣医さんや関係者さんも精神的にとても辛かったと思う。泣きながら事情説明をし、心を痛めていらっしゃる姿は胸に迫るものがあった。

「お国のためじゃ~」と言いながら泣きながら牛を押さえていた川越さん。

65年前、70年前は「お国のためじゃ~」って言いながら多くの若者が戦地に送られてしまったけど、「お国のため」の国は、いったい誰なんだろう?その「国」は果たして、その国で暮らす人々に最善の選択をしてくれたのだろうか?


殺処分の前日、予定日より早く、川越さんの牛舎では仔牛が生まれた。しかも仮死状態で。明日殺されてしまう小さな命を懸命に救おうとされる川越さん。そしてようやく息を吹き返した仔牛がお母さんの母乳を飲む姿・・・。もう見ていて、たまりませんでした。今思い出しても涙が出てくる・・・!


4月の渦中のときには、耳も目も心も塞いでしまっていた私ですが、この番組はぜひ多くの方に見てほしい。NHKの回し者のようになっていますが、牛さんたちにお詫びの気持ちを込めて、この番組は宣伝したいです・・・。

再放送が見られない方は、有料になりますが、オンデマンドで「ブログでつづった口てい疫」が見られます。
今日、スタッフは会社のパソコンで見ています・・・。

NHKオンデマンド(10月17日まで、210円で見られます)
ブログでつづった口てい疫
川越久美子さんのブログ

*スタッフがお知り合いの家畜獣医さんのブログを教えてくれました。
口蹄疫について書かれています。2010年5月のページです。
*別の方が、医師で公衆衛生専門の方のブログのページを教えて下さいました。オランダでは、今後、口蹄疫の殺処分を行わない声明が出されたそうです。


余談ですが、民放の番組が、お笑いとグルメに占領されてしまって見るに値する番組が少なくなりつつあるなか、NHKが大健闘しています。

夏頃から、オンデマンドでパソコンでNHKの番組を見るようになって、ひさびさ連続ドラマなんぞを楽しんでいます。夕べ最終回を迎えた「10年先も君に恋して」も面白かったし、世界の良質なドキュメンタリーも見ることができます。
by hiroshimapop | 2010-10-06 12:53 | セミナー・舞台情報 | Comments(2)
Commented at 2010-10-06 13:59 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2010-10-06 14:27 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。