秋山木工さん。丁稚のすすめ
2010年 09月 13日
講演会の会場となったのは、
おとといは、静岡の彰子(あきこ)さん主催で、三重県亀山市の能褒野(のぼの)神社にて。
昨日は、旅の仲間で、横浜元町で、タイ式マッサージをしている彰子(しょうこ)ちゃん主催で彼女のサロンにて。
先月28日に赤塚さんのお話を聞きに名古屋まで行きながら、ブログに赤塚さんの講演会のことは何一つ書かず、入江富美子ちゃんのことばかり書いたので、赤塚さんがすっかりスネてましたが、今日もまた、赤塚さんの話しは書かず、昨日、お会いした秋山木工さんのことをご紹介。
赤塚さんのお話はいずれまたじっくり・・・。
先日、テレビ東京系の番組「ガイアの夜明け」で、秋山木工さんのことが紹介されていました。秋山木工さんの工房、実はテンプルから歩いていける距離にあります。
横浜で不動産会社をしている叔父とも長年のおつきあいがあり、また赤塚さんとも親しい。秋山社長の娘さんが結婚されたときには、叔父夫婦が仲人で、赤塚さんが結婚式の司会。さらに秋山社長が再婚したときには、二人の仲を取り持ったり、奥さんの両親に挨拶に行ったのは実は赤塚さんだったという悪友親友の仲。
昨日、いくつも秋山さんについての爆笑エピソードを聞いて、何度も笑いころげてしまいましたが、その秋山木工さん。いまでは、全国規模で有名な家具メーカーに。
というのも、今どき珍しい徒弟制度で職人を育てている会社。多くが18才で入所するので遊び盛りにかかわらず、弟子たちは、4年間の弟子期間はケータイ禁止、恋愛禁止、女性も丸坊主、休みは盆と正月だけ、起床は5時(食事の支度をする人はもっと早く起きる)、…という、なんとも、凄まじく厳しい環境のなかに放り込まれてしまうのです。
以前、刀の研ぎ職人に弟子いりしていた友人がいましたが、彼の場合は、弟子は全員住み込みで休みは月に1度。プライベート空間は、ベッドの中だけ(6畳に2つの2段ベッドが置かれていたので、6畳に4人の男性が暮らす)。給料は月に1万円(2年目は2万円、3年目は3万円・・・・)という、これまた超過酷な環境でしたから、職人の世界というのは、弟子でいる間は、どこも厳しい世界。
・・・が、弟子の立場ではなく、社長という立場からモノを見てみると、毎年10名近くの弟子を取り、その弟子が一人前になるまで育て上げようとするエネルギーとパワーは並大抵ではありません。
全国から集まった若者たち。いろんな家庭環境で育ち、ばらんばらんの価値観を持つ人間1人1人に、挨拶を教え、人としての生きる姿を示し、仕事の技術を教える、というのは、毎日が真っ向勝負。若い分、それだけに純粋で、上にたつ人間のちょっとした嘘や気持ちの揺らぎを見抜き、すぐに失望してしまいますから、その人たちを引っ張っていくには、相当の求心力と、その弟子たちと真正面からぶつかり合う気力が必要じゃないかと思います。私にはとても真似なぞ出来ませぬ。
秋山さんは、67才の今でも、毎朝弟子たちと一緒にマラソンを。数年前に再婚して子どもが生まれたばかりなので、プライベートでも、これから新たな子育てがスタートしたところ。
ご近所さんなので、近々、秋山木工さんを見学させていただこうと思ってます。
ナマケモノの私も、秋山木工さんで修行が必要かも。
秋山さんの本「丁稚のすすめ」
テンプルから近いのですかぁ。木工所、レトロな雰囲気だった印象あるので不思議な感じです。
僕も18歳から自衛隊に4年間いました。
あのベースがあるからいまのキネシオロジーにも繫がると思うのです。
今月にテンプルさん主催の“一般向けの1から始めるキネシオロジー”
を講義させていただきますが、家庭で筋肉反射テストを使っていこうと言うもの。
私が創始した“エンライトメントキネシオロジー”と言うものがあります。
こちらはプロコース、理由はワールドクラスのキネシオロジスト養成。
そして良い意味での家元制度を導入しています。
一流になる希望を持つ方は、秋山木工の家元制度を真似してみたら
良いのではないでしょうか?秋山社長も社員教育を考え、あの方法になったと思うのです。
私はテレビを見ていて愛を感じましたよ。