毎日がエドガー・ケイシー日和 ケイシーグッズ専門店テンプルビューティフル店長が世界を飛び回りながら、今を健康的に生きるヒントをお伝えします。

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奥谷啓介氏講演会は盛況でした~
夕べは、以前、NYのプラザホテルで唯一の日本人マネージャーをされていた奥谷啓介さんの講演会でした。

土曜日の夜の講演会ということで、直前になってキャンセルが相次ぎ、果たして何人の方がご参加になれるのか?と、主催者としてはチト心配でしたが、それでも50名近い方がご参加下さいました。

目に見えない世界のお話ではなく、まさに現実世界のお話ばかり。
ふだんのテンプルの講演会とは全くおもむきが違うなか、その現実にしっかと向き合った参加者の皆様。
ご参加、ありがとうございました。

私は昨年、今年と2回の講演会、そして、その前の打ち合わせと、計4回、奥谷さんのお話を伺いましたが、お話をお聞きするたびに、私自身が、ぬるいお湯のような社会にどっぷり浸かって生きている、ということに気がつきます。いろんなことを疑問に思ったり、気がついたりする力が無いなぁとホトホト自分の「のほほん加減」に唖然としてしまいます。と、同時に、私を含め、日本人のマインドの未成熟さも・・・。


今日の奥谷さんのお話で「なるほど~」と思ったことの1つが、

日本では、「お客様は神様です」という。英語で同じ表現に「お客様は王様である」という言葉がある。神様と王様。似ているけど、この2つの間には決定的な違いがある。それは何・・・・?


答え
王様は人間だから、法律に縛られるけれど、神様は法律は全く関係ない。

つまり、もし、ホテルで王様が違法な行為をしたら、たとえ相手が王様であっても、その行為はここでは違法です。あなたはうちのホテルのお客様として相応しくありません、不適切です、と、法律を楯に、ホテルはその王様を追い出すことができる。

ところが、神様は、人間が作った法律には縛られないから、どんなに無礼で違法な行為をしても、神様は絶対となってしまう。

ホテルの宿泊者の中には無理難題をふっかけたり、スタッフに対し無礼な発言をしたりする人もいる。そのとき、アメリカの一流ホテルであれば、毅然と「お泊まりいただかなくてけっこうです」と、さっさとそのお客を追い出してしまうそう。その宿泊者に対応するスタッフの精神的ストレスや、それに取られる時間を考えると、ホテル代を返しても、その宿泊者に出ていってもらったほうがコストが安くなる。ホテルが提供するサービスとお客様が支払うホテル代は等価交換。同じ対価であるという思いから、無理難題には毅然とした態度で挑む。

でも日本の場合は、お客様は神様なので、どんな無理難題を言われようと、無礼な言動をされようと、お客様は一段上。スタッフは平身低頭、その無茶な願いを叶えるべく自分の感情を殺して尽くさなければならなくなってしまう。

表で笑って裏で泣く。スタッフのストレス度は増し、結果、仕事に対する意欲が無くなったり、鬱になってしまうことさえある。


ほかにも、法律ではなく人々の常識で物事の善し悪しを判断してしまう日本人のメンタリティについても、私には目からウロコでした。

一例をあげると、同じように女性問題がマスコミによって暴露されたのに、その後の政治家としての運命が全く分かれることとなった宇野首相とクリントン大統領。

なぜ世界的なスキャンダルとなったクリントンは2期8年を全うでき、宇野首相はすぐに退陣となったのか・・・・。

そんなこと考えたことがなかったので、まっさきに浮かんだのは「顔の品格の違い?」。 

そんなことを思い浮かべていた直後に、奥谷さんに、「人を裁く基準が法なのか、人々の常識やムードに任されているのかの違い」だと言われ、自分の思考のあまりの幼さと貧弱さに自分で自分に喝を入れたくなってしまいました。実際、あのとき、宇野首相を退陣に追い込んだのは法律より感情でした。


奥谷さんは、日本の教育システム、アメリカやアジアの学生のハングリーさ、アメリカに歴然としてある学歴社会についてもお話くださいました。

詰め込み式で何も考えないように、自分が何がしたいのか、やりたいのか全く考えることなく育ってしまう日本の中高校生。アルバイトやクラブに明け暮れ、真剣に学ぶことなくすごす日本の大学生と、大学で勉強するために、自分名義で何百万もの借金をして背水の陣で大学に通うアメリカの大学生の学ぶことへの真剣度の差。

大学の4年間、あるいは6年間でしっかりと専攻した学部の学力と即戦力を身につけ、卒業したときには、その道のエキスパートしてすでに出来上がっているアメリカの22歳と、なーんにも専門知識も実力も身につけていない日本の大学生との、社会に出たときのスタートラインの差。

このままで行くと、いずれ、日本企業のトップ、経営陣は欧米の人で占められ、日本にいながら、欧米のトップの下で日本人が働くことになる日が来ると奥谷さんは予測していらっしゃいました。そんなことにならないためにも、日本人の意識をいま変えなければ、とても世界レベルに到達しない。肩を並べることはできないと
本当に悲壮な思いを語ってくださいました。

もちろん、日本は日本で江戸時代のような独自の文化を守り、世界の中で孤立して生きるという道も、もちろんありますが・・・。

そのために必要なことは・・・と考えていくと、あまりに壮大な計画になってしまうのですが、まずは奥谷さんが経験されたことを意欲ある高校生、大学生に知ってもらいたい。頭の柔らかい政治家に知ってもらいたい、実行力のある財界人に知ってもらいたい。

公立は難しいと思いますが、どこか高校で講演会できないですかね?
大学の大学祭で、奥谷さんの講演会しません??

にわかマネージャーとして立候補しますので、ご連絡、お待ちしております・・・。
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by hiroshimapop | 2010-06-27 12:55 | テンプル最新情報 | Comments(0)