毎日がエドガー・ケイシー日和 ケイシーグッズ専門店テンプルビューティフル店長が世界を飛び回りながら、今を健康的に生きるヒントをお伝えします。

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平安寿子著「神様のすること」
友人で小説家の平安寿子(たいら・あすこ)の新刊本が出た。

広島在住の遅咲きの小説家ながら、驚くことに平安寿子の本は、書く本、出す本、みんな、幻冬舎とか、講談社とか文藝春秋といった大手の出版社から出版されている。いつか新刊本の案内が五木寛之さんと並んでいたことがあり、高校時代、熱烈な五木ファンだった私は、それだけで、めっちゃ感動しました。古くからの友人の活躍は、なんだか、こっちまで誇らしい気がします・・・・。

今回の新刊本のタイトルは「神様のすること」。
これは純粋な小説ではなく、平安寿子自身が体験した看護小説。お母さんが倒れられて亡くなるまでの約8年間のありのままが書かれています。

1ヶ月後、1週間後の自分の予定さえも作れないような、病人を抱えた看護の日々に、それでもちゃんと小説を書き続けていた姿に、私たち友人は、驚嘆の思いで彼女の姿を見ていましたが、小説家とはあな恐ろしや・・・。こんな細かなことまで覚えていたなんて・・・。

小説家のシビアな視点で、入退院を繰り返す母親の看護の様子から、家族の姿、そして平さんの子供時代から小説家になるまでの経緯も赤裸々に綴られております。平さんの姪っ子でもあるスタッフのスイヅは、お風呂に浸かりながら読んで、号泣したと言ってました。スイヅにとっては祖母の姿でもあるわけですし・・・。

私は、著者献本で、出版日前に出版社から届き、その日のうちに読了。読んでいる途中で「いま、読んでるよ」ってメールしたら「若き日の光田も、そのうち登場するよ」って返事が・・・。

しばらく読みすすめると、確かに、うかれポンチキだった20代の私がそこにおりました。あ~、恥ずかしい。

平さんの小説に出てきた時期は、せっかく京大まで出て、政府機関で働いていた兄が、すっぱりその仕事を辞めて貧乏な翻訳家になってしまって、両親を心底ガッカリさせてしまった頃。両親の自慢だった兄の代わりに、せめて私は、親が望むような仕事に就こうと、今考えれば、自分の性格には全然合いそうにもない無謀な勉強をしていた頃でした。

毎日の生活がつまらないし、勉強は嫌いだし、どん詰まりだし・・・・。ちょうどVOICEがニューエイジ系のセミナーを始めたり、エイトスターが不思議なダイアモンドを発売した頃で、フリーライターで時間がたっぷりあった平さんと、将来に希望が見いだせないくせに、何も努力をしようとしなかった私とは、現実から逃げるように、そういう場所に連れだっては、ワーワー騒いでおりました。

そんなうかれポンチキの私と、スイヅとが、ちょこっと出てくる私小説です。興味がある方は、是非どうぞ。
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by hiroshimapop | 2010-01-28 21:03 | おススメBOOKS | Comments(0)