山元加津子さん
2009年 02月 07日
ほんの1週間前、入江富美子さんの講演会のときには、今日のコンサートのチケットが、どういうわけかあまり売れてなくて、今日のコンサートの主催者は、かなり青くなられていたんですが、今日行ってみたら、第1部は満席で補助席まで出たと聞いてビックリ!
・・しかも補助席分ピッタリの入場者数だったそう。つまり、1席の余りもなく、1人の立ち見もなく、全員に座ってご覧いただけたそうです・・・。神の御業としか思えないこのピッタリ数!
私が参加した第2部は、7割くらいの入りだったそうですが、それでも多くの方々にご来場いただけて、なんだか私までホッとしました。
1週間前の入江監督話は、ビジョンではなくてミッションで生きること。ビジョンは頭で考えたことしか起きなくて、しかも力は自分持ち。でもミッションを生きていると、次から次へと想像を超えた創造が始まり、様々な人との奇跡のような出逢いが生まれてくるよって言われてましたが、今日のコンサートも、まさに人と人との出逢いで生まれた奇跡のようなコンサートだったのかもしれないなと思います。
山元加津子さんも、講演を始めたときには、まさか自分が何年後かにサントリーホールでお話するなんて想像もしてなかったと思います。学校の勤務のない土日を使って年に80回くらいの講演を地道に続けてきたら、ある日、突然「映画を作っていいですか?」という人が現れる。「サントリーホールで話しませんか?」と言ってくださる人が現れる。
どんどんどんどん自分の想像を超えた運命のうねりが山元加津子さん自身に起こってきたんじゃないかなぁって思います。
15年くらい前、いま山元加津子さんの付き人となって日本国中を一緒に廻っている小林正樹さん(本業は公認会計士さん)から「いやぁ~。すごい人に出会っちゃったんだよ~」って、加津子さんのお話を小林さんから聞いたことがあります。
そのとき、小林さんから聞く加津子さんはまだ「やくざさんともすぐに仲良くなってしまう不思議な養護学校の先生」って感じでした。
「講演にまだ慣れてなくて、声が小さくてね~。よ~く耳を澄ませてないと話が聞こえないのよ。でも凄くいい話をするんだな~彼女は・・・・!」って感じで、私も「ふーん」って感じで、大して気にもとめてなかったんですが、それが、あれよあれよ、という間に、日本中を講演会で廻るようになり、さらに生徒さんのことを本を書き、小説を書き、絵やイラストを書き、写真をとり、そして映画まで出来てしまうんですから、本当に、加津子さんはスゴイ人です。
そして、加津子さんの思いを日本中に伝えるために時に陰になり時に日向になりしながら、加津子さんにずっとつきそって日本中を廻っている小林さんもスゴイ人です。
今日、コンサートの打ち上げのとき「私も小林正樹がほしい」と言ったら「もう今一人で手一杯です!」って言われてしまいましたが、加津子さん、自分を支え応援してくれる小林さんに喜んでもらおうと一所懸命話したり、絵を描いたり文章を書いたりするうちに、自分さえ知らなかった才能がどんどん、どんどん花開いていったのかなぁ~と思います。
加津子さんの横で小林さんが「素晴らしいね~、君は本当に素晴らしいね~」と音頭を取り、気持ちを高めていかなかったら、加津子さんもここまで大きく羽ばたいたり、自分のままでいられなかったかも。
加津子さんのブログに、「大好きはうれしい?」ってお話が書いてありましたが、しょう君が加津子さんを喜ばせようと嫌いなキュウリを一生懸命食べたと同じように、加津子さんも小林さんに喜んでほしくて、いろんな苦手なことを克服してきたのかも。
人は人と関わりながら、誰か自分の好きな人に喜んでもらったり褒められたり叱咤激励してもらわないと、なかなか大きく自分を成長させたりするのは難しい生き物。だからなおさら、自分にとっての「小林正樹」を見つけられた人は、それだけで本当にラッキーな人なんじゃないかなぁ~と思います(全ての人間にとって、両親は人生最初の「小林正樹」だと思いますが・・・・)。
自分を叱咤激励し、褒め高め成長させてくれるような、加津子さんにとっての「小林正樹」をどうやったら見つけることができるか・・・? 残念ながら、自分専用の「小林正樹」は求めても見つかりません。お金を払ったら見つかるとか、「なって!」と頼んでなってもらうものでもありません。
まずは地道に自分の道を一所懸命生きていること。そして自分の才能を他の人のために役立てようとまずは脇目もふらず一心不乱に自力で走っていること。
そしたら、いつのまにか伴走者が増えていき、籠担ぎや道路整備の仲間が増え、時に車が用意され、細いデコボコ道を走っていたハズなのに、アレレ?って気がついたら、伴走者がみんな自分の「小林正樹」になっていて、道路はみな天に続くハイウエーになっていて、走っている自分の姿を応援するために、旗を持った多くの人が街頭に集まり、その人たちの大きな声援のなか、走れている自分がいるじゃないかなぁって思います。
あ~あ。
私も誰かにとっての「小林正樹」でありたいしいろんな方の応援団でいたいし、誰かが私にとっての「小林正樹」になって、そして人生の応援団になって下さるよう、地道に一所懸命生きよっと。
本にサイン中の山元加津子さん。その後ろが付き人の小林正樹さん
かっこちゃんのすごさの実感は、初めて新聞をよんだときからかわりませんが、小林さんのすごさを日々実感している今日この頃です。自称ではありますが、弟子入りは正解と・・思っています。(笑・・・)
13時頃着いたら会場は熱気ムンムン大入り満員でビックリしました
(><)
先週のお話じゃお客さんの入りがイマイチぽかったのに!
「私の原始脳も作動してネ」と時々思いながらキムさんの音楽を目を瞑りながら聴き、本当に素晴らしくて、壮大な宇宙を感じました。
また動と静で対照的にかっこさんのお話中は癒しの空気に包まれて、こちらも何か大きなものに包まれている感じをがしました。
「かっこさんは神様から大切な使命を任されているんだな~」な~んて思ってしまい、先週に引き続きとっても素晴らしい2時間でした♪
ちゃっかりサインとハグをして貰い、パワーを頂いて参りました!